(3/26, 2024)

「ボディラーニング・セラピー」

日 時
 3月30日(土) 19時から20時半
 4月13日(土) 19時から20時半
 4月27日(土) 19時から20時半
場 所 竹内実花BUTOH研究所「スタジオぐう」 (地図) 
指 導 日本ダンス・セラピー協会認定ダンスセラピスト
参加費 一般 2500円 / DTL 2000円

★予約制です。事前に予約メールをお願いいたします。
(申し込み受付は各回 若干名 )

前日のお昼頃までにご予約下さい →

※身体を締め付けない楽な服装でお願いいたします。
 スタジオは畳敷きで靴は不要です。

○換気に留意して進めています。


内容の説明⇒
 ボデイラーニング"Body Learning"とは「身体について学ぶ」「身体から学ぶ」という意味です。様々なダンスや動き・ムーブメント、姿勢や身体のあり方を体験する中で、私たちはいろいろな事に気がつきます。そうした体験の中で「身体と心の違和感…」といったことに行き当たることがあります。それは日々の生活や人との関わりの中でも、しばしば起きることだったりします。
 ダンスやスポーツをする際、あるいはカラダを使う仕事の際に、自分では気がつかないうちに、「からだとこころ」についての誤解や勘違いが起きていることもあります。
 ボディラーニング・セラピーでは、そうした「からだとこころのズレ」に気がついて対処することで、日々の生活や人との関わりの中で少しでも楽に過ごせるようになることを目的としています。
 「からだとこころのズレ」をめぐっては、例えば、野口体操などからアプローチしていきます。

 ボディラーニング・セラピーでは、日常を少し離れた「心身のセラピーの場」として、
 自分自身のあり方・生き方にまなざしを向けていっていただければと願っています。
 
  ※先日、長年、スタジオに関わってもらっている方から「野口体操の"おへそのマタタキ"では、頭から先に起きないですよね!? でもそれは 何故ですかー?」という質問がありました。
「なぜ頭から起き上がらないで、オヘソのあたりから起き上がったりするのか―」。
 
 はい、体験してもらうとすぐに分かります!
 そこには日本的で野口体操独自の感覚があるからなんですね―(^_^v。  
 




〜参考資料です〜


ボディラーニング・セラピー


自分自身の身体の反応を知ることで、心の働きを学ぶレッスンです。
こころと身体の結びつきに気がつくことにより、身心のバランスを回復していきます。
それにしても、忙しい毎日の中でも実践できる良い方法はないものでしょうか?
そうした問題意識から眺めてみると、穏やかなリラクセイションの技法を知ることが大切なことが分かってきました。
これまでの実践の中では、
例えば、「腕の立ち上げのレッスン」(←詳しい説明があります) などの技法が効果的であることが明らかになってきました。

 
左の写真は、ロンドンのモーズレイ精神科病院での指導状況。
一見してシンプルですが、想像するよりも大きな効果が得られるレッスンの一つです。


リラクセイションが進むと、腕や身体の部分の重さを感じる能力が深まります。ふだんは感じることの少ない腕の重さや頭の重さなど、そうした「からだの重さ」を感じるためには、身体を緊張させず穏やかな状態が前提となるためです。
自分自身の心身のリラクセイションとともに、自らの身心に気がつく時間として学んで頂ければと思います。

※「リラクゼイション」「リラクゼーション」という表記が一般的ですが、
当研究所では、本来の英語発音に基づいて「リラクセイション」と表記しています。
身体の感覚と内面とのつながりに関心のある方にはお勧めの内容です。

◎ボディラーニング・セラピーの詳細は→ こちら

ダンスセラピー「実習版」

「ボディラーニング」のプログラムは、 「ダンスセラピー実習版」 の内容を含んでいます。
  • ダンスや身体的な実践をされている方で、心身連関の理論と実際について
  • 肩こりや腰痛などの身体的側面と心理的習慣性との関連について
  • 様々な感情の身体的解放の理論と実際について



「リラックスのために」


ウツ状態やウツ病に関わる状態とリラクセイションについてまとめています。
ふだんは気軽に「リラックスしたら?!」と言ってしまうのですが、
実は「リラクセイション」には実践面でも理論面でも落とし穴があることが分かっています。
5項目にまとめてありますので一読していただけると幸いです。
※精神科デイケアなどでお会いした「ウツっぽい方」「うつ病の方」とのやりとりを下地にしています。
考え方についての一例としてお読みいただければ幸いです。



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