「実習版」について
「実習版」を次の三つの領域を網羅しています―
- 心理学:心理学全般についての知識と理解
- 身体心理学:身体心理的アプローチの基本となる考え方
- 身体心理療法:身心両面の関連に基づいて行う広義での心理療法
ダンスムーブメント・セラピーは上の2番目と3番目に関わるアプローチの一つですが、ダンスやムーブメントといった身体側面と同時に、心理学の知識・理解を併せ持つことでさらに効果的に進めることができることを20年あまりの実践活動の中で確認してきました。
そのため、本年度から「実習版」の内容を拡大して「心理学・身体心理学・身体心理療法に基づく身体心理的アプローチ」について「解説と実習」を行います。
三つの領域の「心理学」についての質疑応答を基本として実習を進めていくことで、様々な現場で身体心理的アプローチを導入する際に必要な理論的基盤と実践力を培うことを目的にしています。
まずは「こころとからだ」についての質問や疑問をもって実習版にご参加ください。
すぐに解決できるような疑問や悩みや質問ばかりとは限りませんが、専門的な立場から問題を捉え直し、そうした問題に関わる実際的な対応・対処の例を提示するための場といたします。
ダンスセラピーとしての実習版は以下の方針で行っています。
2008年度以降、「実習版」は協会資格要件に含まれている「ダンスセラピー実践技法」を中心に、以下の1,2,4,5 (3は該当せず)のいずれかを実施しています。
- 協会認定セラピストの実践技法 (ボディラーニングセラピー)
- 心理療法をベースとする実践技法 (リラクセイション法)
- アメリカなど海外のダンスセラピー関連技法(オーセンティック・ムーブメント他)
- 多様なダンスを基盤とする実践技法 (舞踏など)
- 対象者に特化した実践技法 (精神科領域、心療内科領域、高齢者領域、その他の領域)
- 協会資格要件に含まれている「実践論1〜9」については2006〜07年度同様に開設いたします。
- 「ダンスセラピー・リーダー」資格取得講習会でも「実践論」2-4種類を開設予定です。
「実習版」は、「体験版」などへの参加と基礎科目や実習科目をある程度学んだ会員
の方を対象にして、ダンスムーブメント・セラピーを指導するために必要な「実践的な技法」の学習の場となっています。
また、そうした個別の技法のみならず、指導の実際の場面で巻き起こる様々な事柄を理解しそれに対処することは、言葉のアヤや知識ではなく現場では常に要求される「実技」でもあります。そうした事柄を、少しずつ確実に体験学習することも「実習版」の目的の一つとなっています。
*「セラピー」ということに付随するこうした基本的な内容について理解と経験を積むことを目的として2006年度から開設されています。
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