−JADTA 2025 オンライン年次大会に際して−

2025年 11月30日(日)




ダンスセラピーはどのような
  内容と位置づけをもつか〜
AIに「お手紙・倫理規定・論文」のみを
与えてみると、初学者向けの音声説明が
生成されました。 ビックリです!

 「ダンスセラピー 言葉を超えた癒し」
   (7分:MP4) NotebookLM動画
 *以下の「お手紙」「倫理規定」「下記の論文」の3点から、AIが音声と説明画面を自動生成しました




ダンスセラピーでご自身の成長や
  周りの方への支援を考えている方に
  ご一読頂ければ幸いです
  私のとっての「ダンスセラピー」です〜

 「ダンスセラピーに向かう方へのお手紙」(PDF)
JADTA会長 葛西俊治


論文 ⇒「ダンスムーブメント・セラピーの心理療法的効果」 (PDF)
 『ダンスセラピー研究』2024, Vol.16, No.1, 23-33 葛西俊治
   ダンスやムーブメントによる心理療法的な効果について
    複数の心理学理論に基づいて解説しています。


内容の要約 ⇒人間の基本的欲求 そして 関わりによる癒し (PDF)

英訳 ⇒ Psychotherapeutic Effects of Dance Movement Therapy (PDF)
  Japanese Journal of Dance Thereapy 2024, Vol.16, No.1, 23-33




〜 ダンスムーブメント・セラピーの豊かで広い世界に向かって 〜


当該論文に至る背景について 

すでに書きましたように、私の専門領域は「(臨床)心理学系」の中の 「身体心理療法」的アプローチが基本です。
なお、私は30年以上、日本催眠医学心理学会の会員でした。そのため、(a) ダンスセラピーの動きの「静と動」、そして、(b) 関係構造の切り替わり(三人称場面、二人称場面、一人称場面)、ならび (c) 意識状態の切り替わり、そうした(a)(b)(c)にも心理療法的効果を見いだしています (「5段階ダンスセラピー」の一部に活用)
 また、初代協会会長・梅田忠之先生は、ダンスセラピーの「動」とともに、後年、催眠技能士の資格を得て「静」の要素を取り入れていました。
〇上述の研究論文で 研究テーマとしていない要素 は次の通り―
  • 「ダンス・音楽・リズム」
    上記論文の精神科デイケアの現場には、音楽療法士のスタッフよる「音楽療法」のプログラムがあり、それと混同されないように工夫して「楽曲に過度に頼らない」内容としました。同時に「ダンス/リズム」に縛られない様々な「身体の動き=ムーブメント」を用いています。
     「5段階ダンスセラピー」(90分)の構造は、当初2時間以内のプログラムと長丁場だったこともあり、体力のない参加者に過度の負担を与えないため、カーペットに横になり仰向けの姿勢での「指・手・腕の踊り」「腕の立ち上げレッスン」「リラクセイション」を加えていきました。
  • 「アート・芸術」
  • 「スポーツ・動作観察」
  • 「研究法・分析法」
  • 「対象者毎のダンスセラピー」
    上記の論文は主に精神科デイケアと一般の成人を想定しています。
  • 「その他」…

〇参考:ダンスセラピーの専門的領域として次の6領域が想定されています
※テキストp.198から引用
  1. 精神科・心療内科領域
  2. 高齢者領域
  3. 知的障がい領域
  4. 身体障がい領域
  5. 生涯教育・健康領域
  6. その他の領域
    (例)子育て支援,がん患者,ターミナルケア,サイコドラマ,芸術療法等

日本ダンス・セラピー協会独自資格
⇒ 「ダンスセラピー・リーダーの位置づけ」 (PDF)

この資料は2024年度第33回大会での「ダンスセラピー・リーダー の活動に関わる発表」の資料に沿って、AIがまとめたものです。

 2025年第34回大会プログラム「ダンスセラピー・リーダーの活動と社会的ニーズ」の参考資料として掲示いたします。ご一読頂ければ幸いです。



協会会員の皆さま

ダンスセラピーそれぞれの領域の充実に向けて
更なるお力添えをどうぞよろしくお願い申し上げます

日本ダンス・セラピー協会会長 葛西俊治 (2025/11/30)

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